御嶽海久司(みたけうみ ひさし)関は、2022年初場所1月23日、3回目の幕内優勝を勝ち取り、大関昇進を決めました。
そこで、今回御嶽海関の強さの秘密、奥さん、ご両親や収入、出身校や経歴や特番などについて気になったので調べてみました。
みなさんと一緒に確認していきましょう!
御嶽海関 結婚 奥さんは?
2022年1月26日、1歳年上の一般女性と5年以上の交際期間を経て、結婚したことを発表しました。
後援会の関係者として、御嶽海を支えてくれた方だそうです。
「勝っている時、負けている時、つらい時、楽しい時。どんな時でもそばにいてくれて、楽しく笑顔をくれる奥さんです。しっかり支えられるようにしたいと思います」とコメントされています。
出羽海親方は「これを機にさらに上を目指して、集中して頑張って欲しい」とハッパをかけておられます。
写真などは公表されていません。
御嶽海関は2015年に十両へ昇進した時に、「3年後に結婚する、子供は2人欲しい」と語っておられました。
御嶽海関の理想の結婚相手として、「流されないで、ちゃんと自分を持っている人」「お互いに成長できる関係を持てる人」「おっとり系」をあげています。
その他「人生経験豊富な年上」「母親似」「フィリピン料理が得意」の三つの条件を挙げています。
御嶽海関は、モデルで女優、みんなに愛される北川景子さんのファンのようです。
外見はスラッとした「クール系」が好きなのだそうです。その上で「おっとり系」の性格であれば、そのギャップに弱いのだそうです。
北川景子さんは、2016年1月11日に結婚されています。
お相手は、タレントのDAIGO(ダイゴ)さんで、1986年8月22日生まれの35歳です。
その他には、相武紗季さん、米倉涼子さん、篠崎愛さんの名前をあげておられます。
結婚して家庭を持つと責任感が出て、相撲にも良い影響が出てくると思います。
2022年1月場所は、別人のように気合いが入っていました。
強さの秘密は、結婚でした。
御嶽海関は、「強い御嶽海と弱い御嶽海がいる」と錦戸審判長から言われるように、性格にムラっ気があるようです。
稽古嫌いな面も顔を出しますが、結婚で大きな変化が現れて、今回の優勝です。
奥さんは、料理好きなようです。
お母さんのマルガリータさんに電話をかけて、フィリピン料理の作り方を聞いているようです。
そのことでお母さんにも気に入られているようで、ファミーリーの一員として認められているようです。
御嶽海関とマルガリータさんの心をつかんだ奥さんのことが気になります。
どんな奥さんなのでしょうか、、、
外見は小ぶりで可憐な方のようです。
内面もファミリーのことを気にかけるような良い方のようです。
御嶽海関のご両親、お父さん、お母さんは?
お父さんは、大道春男(73歳)さんで木曽協和産業という森林土木や木材加工の会社の常務をされておられるようです。
表には出なくても影から支える方で、子供の頃からしっかりと愛情を注がれたようです。
木曽御嶽の山や川に連れ出して、自然に触れたなかで育てられました。
小学校の時には毎日400回四股を踏むことを日課とすることを約束させています。
大道春男さんは、御嶽海関は小さい頃から「指導者に恵まれた」と謙遜されておられます。
お母さんは、大道マルガリータさん1970年生まれ51歳、フィリピン出身です。
若い頃はガールズバンドのドラムをされていたようです。
20歳の時に、お父さんと名古屋で出会い、お付き合いが始まり結婚にいたりました。
御嶽海関を22歳の時に出産されています。
フィリピンでの里帰り出産ですね。
若く出産されたことだけではないと思いますが、いつも若いお母さんのイメージです。お姉さんか、、、はたまた彼女かなとも感じられるくらいです。
御嶽海関に兄弟はなく、一人っ子です。
美人のお母さんとして相撲界では有名です。
スタイルも良いですので、オシャレな服装が映えます。
応援に来てくれる一人一人に挨拶をして回るような方です。
御嶽海関は、実家に帰るといつも率先して家事をして、お母さんを喜ばせるような関係のようです。
お母さんは、「ナイトインマルガリータ」というスナックのママさんをされているようです。
「ナイトインマルガリータ
- 住所:〒397-0001 長野県木曽郡木曽町福島中平3031−1
- 連絡先ほか詳しくはこちらです。
御嶽海関は、陰から支えるお父さんと美人のお母さんにいつも感謝の意を表しておられるようです。
大関昇進の口上は?
2022年1月26日春日野理事と大鳴戸親方から満場一致で大関に昇進したことを伝えられました。
それを受けて御嶽海関は、「謹んでお受け致します。大関の地位を汚さぬよう感謝の気持ちを大切にし自分の持ち味を活かし相撲道に邁進して参ります。本日は有り難うございました」と決意を述べました。
中学の頃から、感謝の気持ちを持って相撲に取り組むよう指導を受け、それが普段から自然に行ってきたことのようです。
中学の頃教わった気持ちを、プロ入りした後もそのまま持ち続けていたということを聞いた関係者はとても喜んだことでしょう。
私なら涙を抑えることができないと思えるほどです。
この感謝の気持ちを持って相撲に取り組むという精神が、御嶽海関を支えているように思えます。
結果が大切な世界で、たとえ稽古場で力を出せなくても大事なところで結果を残してきたのは、感謝の気持ちを大切にするという心構えの賜物かもしれません。
相手をよく研究して、力を出させないような試合運びをすることが御嶽海関の持ち味です。
稽古をしなくても、本場所で結果を残すことができるという神業です。
そこに御嶽海関の技術の根元を見ることができます。
突き押しが御嶽海関の真骨頂ですが、力まかせ突き押すのではなく、相手の動きを見ながら予測して突き押すという相撲スタイルです。
口上から、御嶽海関の強さの秘密を垣間見たように感じられます。
御嶽海関の収入は?
大関の収入は、月収250万で年収で3,000万円、そして賞与と手当や補助金や力士褒賞金がプラスされて、少なく見積もっても合計で3,900万円です。
プラスCMなどの出演料が入ります。
関脇の収入は小結と同じで、月収180万円で年収2,160万円+αが約600万円で、2,700万円以上ですので、大関に昇進すればおよそ1,100万円以上収入が増えます。
優勝賞金は1,000万円です。
2022年は、1月場所の1,000万円が+されますね。
あと5場所ありますが、今年は何回優勝できるでしょうか、、、6回優勝すれば6,000万円ですが、、、
優勝を重ねれば、横綱の座が見えてきます。
優勝すれば、さらに副賞として、ビール1年分、ガソリン1,000リットル、米俵30俵、牛肉(牛一頭分)、高級車、高級腕時計などとお金ももらえるようです。
ちなみに、殊勲賞・敢闘賞・技能賞の三賞受賞者にはそれぞれ200万円が授与されます。
2022年1月場所では技能賞を受賞しました。
何も肩書きのない平幕力士が横綱に勝利する金星は1個につき4万円が場所ごとに支払われます。
御嶽海関は、2個ですので毎場所8万円、年間48万円支払われます。
懸賞金は1本7万円です。力士の手取りは1本3万円、税金と手数料で4万円日本相撲協会が預かります。
2022年1月場所だけで御嶽海関は、187本で561万円懸賞金を獲得しました。
御嶽海関の2021年の収入は、小結と関脇でしたので年収2,160万円+賞与360万円+手当と報奨金他266万円+金星96万円+懸賞金1,443万円(481×3万円)です。
相撲協会から4,277万円程と推定されます。
力士としては、それほど長く活躍できるわけではありません。
人気が出れば、CMなどの収入が増えるから良いというのではなく、横綱や大関なで上り詰めた力士には、もっと収入を増やして上げられないものかと思います。
上がれば優秀な人材の確保に繋がり、相撲がもっと面白くなります。
大相撲界発展のためでもあります。
御嶽海関の経歴は? 大関昇進は?
アマチュア時代
- 1999年 地元(長野県木曽郡大桑村)で相撲大会に出場して相撲に人生初挑戦(小学校1年)
- 2003年 全日本小学生相撲優勝大会で2位(小学校5年)
- 2014年 学生横綱 アマチュア横綱(東洋大学4年)
大相撲入門後
- 2015年 2月12日に出羽海部屋へ入門
- 2015年 3月初土俵
- 2015年 7月場所 十両昇進
- 2015年 7月場所 11勝4敗で十両優勝
- 2016年 5月場所 11勝4敗で敢闘賞を受賞
- 2016年 9月場所 10勝5敗 11月場所で小結に昇進
- 2017年 1月場所 西前頭筆頭で横綱日馬富士を寄り切り初金星(2日目) 4日目には横綱鶴竜に勝利し金星(二つ目) 11勝4敗で技能賞初受賞
- 2017年 3月 小結復帰 7月場所 関脇に昇進
- 2017年 7月場所 横綱稀勢の里と横綱白鵬に勝利 9勝6敗殊勲賞を受賞(2場所連続)
- 2018年 7月場所 13勝2敗で幕内初優勝
- 2019年 1月場所 殊勲賞を受賞(途中4日間休場したが勝越し)
- 2019年 9月場所 12勝3敗で幕内優勝(2度目) 殊勲賞受賞
- 2022年 1月場所 13勝2敗で幕内優勝(3度目) 技能賞初受賞 日本相撲協会は場所後審判部臨時理事会を招集、大関昇進が確定した
令和4年1月場所 御嶽海全取組
出典:YouTube
中学時代も高校時代も全国優勝することはできなかったが、上位に名前を連ねています。
高校でも国体の少年の部で3位になっています。
東洋大学に進学したのは、東洋大学の濱野文雄監督からの誘いを受けた形になっています。
大学4年の時には学生横綱とアマチュア横綱にまでなっていました。
東洋大学の相撲を復活させたいという濱野文雄監督の想いに応えています。
大学を卒業する時もプロ入りするつもりはなかったようで、アマチュア相撲の強豪の和歌山県庁に就職を決めていました。
しかしこの時も11代出羽海親方(元幕内・小城ノ花)の説得もあり、出羽海部屋へ入門することになりました。
もし大相撲で芽が出なければ、和歌山県庁に対して申し訳が立たないので、絶対に結果を出したかったはずです。
しばらく低迷が続いていた出羽海部屋を復興させるという使命感もあったはずです。
そのような、人の気持ちがわかる方ですので、大関になれて本当に良かったと思います。
そこが、これからも御嶽海関を応援する理由でもあります。
御嶽海関のプロフィール
- 名前: 御嶽海久司(みたけうみ ひさし)
- 本名: 大道久司(おおみち ひさし)
- 出身: フィリピンで生まれ、長野県木曽郡上松町に移住(4歳の時)
- 生年月日:1992年12月25日(29歳)
- 身長: 180 cm
- 体重: 174 kg
- 血液型: O型
- 得意技: 突き・押し
- 学歴: 東洋大学 長野県立木曽青峰高校 木曽町立福島中学校 上松町立上松小学校
- スポーツ: ボウリング
- 所属: 出羽海部屋
- 好物: プリン、バナナ、焼肉、寿司
- 趣味: 温泉に入ること
- 座右の銘: 実るほど頭を垂れる稲穂かな
長野県の木曽郡は、木曽川の源流となる場所です。
木曽川は岐阜県、愛知県、三重県にまたがり、伊勢湾に注ぐ一級河川です。
御嶽山からの流れも合わさっています。
山や川があり、とても豊かな自然に恵まれた中で高校生まで、過ごしています。
川で泳いだり、魚釣りをしたりなど子供の頃の思い出としてあるようです。
おおらかで、助け合いの精神を持った性格が形成されていることと思います。
ご両親の愛情もあって、身近な人に常に感謝のできる性格のようです。
特にお母さんには、注がれた愛情の分以上にお返しするようです。
趣味で、温泉に入ることと仰っていますが、御嶽山系には多くの温泉があります。
山の上の方から裾野に至るまで場所によって泉質も違い、御嶽山系の温泉を回るだけでもかなりの数がありますので相当楽しめます。
開田高原の温泉や乳頭温泉によく通っていたそうです。
幕内力士の平均身長は約184cmです。
御嶽海関は180cmということで、力士としては決して大きい方ではありませんが、4cmですから極端に低いわけではありません。
幕内力士の平均体重は、約160kgです。
御嶽海関は174kgということで、充分戦える体重を身につけています。
身長の分を体重でカバーできているのかもしれません。
朝青龍関や白鵬関は、平均かやや下回るようですので、一概に体重で測ることはできません。
技術と精神面含めての総合力が大切なのですね。
大関に昇進しても、ますます謙虚であって欲しいです。
とくに大関や横綱にはそうのような姿勢が望まれます。
相撲は、単なる勝ち負けを競うだけのゲームではありませんからね。
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