トヨタRAV4フルモデルチェンジ|デザイン・パワー他徹底レビュー

2025年に世界初公開されたトヨタの新型RAV4は、発売前から大きな注目を集めています。従来モデルで培った人気をさらに進化させ、外観デザインは「CORE」「ADVENTURE」「GR SPORT」という3つの個性を持つスタイルを用意。パワートレインはガソリン車を廃止し、ハイブリッドとプラグインハイブリッドに完全移行しました。最大320馬力を誇る高性能モデルや、環境性能と快適性を両立した電動SUVとしての進化も見逃せません。

発売時期や価格予想、サイズや内装、乗り心地から競合他車との比較、さらには筆者のオリジナル感想まで、新型RAV4の魅力を徹底解説します。購入検討中の方はもちろん、最新SUVに関心がある方にも役立つ内容です。

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新型RAV4いつ発売される? 発表から日本展開までを整理

トヨタは2025年5月21日に、新型RAV4(6代目)を世界初公開しました。現行モデルは2018年にデビューして以来、グローバルで高い人気を維持してきましたが、今回のフルモデルチェンジでは「電動化」と「ソフトウェア定義車(SDV)」という新しいテーマを掲げています。
日本での発売時期については、トヨタ公式の発表では「2025年度内」とされており、最速で2025年12月から2026年3月頃と予測されています。年度末にかけて大規模なモビリティショーや販売イベントが開催される可能性もあり、そこで価格やグレード体系の詳細が発表されることが期待されています。
これにより、日本のユーザーは早ければ年末商戦、遅くとも翌年春には新型RAV4を実際に試乗・購入できると見込まれています。トヨタはグローバルSUV市場での競争を強く意識しており、RAV4の刷新は北米や欧州だけでなく、日本市場にとっても大きなニュースになるでしょう。

外観デザインは? 3タイプの個性を比較

新型RAV4の外観デザインは、従来以上に個性を際立たせる「3タイプ展開」が大きな特徴です。
まず「CORE」は、都会的で洗練されたシルエットを強調したモデルで、シャープなフロントフェイスと直線的なキャラクターラインが印象的です。次に「ADVENTURE」は、アウトドアやオフロードを意識した無骨でタフなスタイルを持ち、専用の樹脂フェンダーや専用ホイールが力強さを演出します。そして「GR SPORT」は、スポーティなエアロデザインを採用し、ワイド感と低重心を意識したフォルムで「走りのRAV4」を体現しています。
共通して採用される「ハンマーヘッド」デザインのフロントマスクは、ランドクルーザーなど最新のトヨタSUV群と共通するアイデンティティで、多角形を取り入れた造形や新デザインのヘッドライトが先進感を強調します。
また、ボディカラーは従来より幅広い選択肢を用意し、ツートーン仕様も健在です。ユーザーは「日常」「冒険」「走り」というライフスタイルに合わせて最適な1台を選べるようになっています。

パワートレインと走りはどう進化した?

6代目RAV4では、ついにガソリン専用エンジンが廃止され、ラインアップはHEV(ハイブリッド)とPHEV(プラグインハイブリッド)のみに絞られました。これはトヨタが進める電動化戦略の象徴でもあり、環境性能と走行性能を両立させる狙いがあります。
HEVモデルは、フロントとリアにモーターを搭載した電動AWDシステムを採用し、最大226馬力程度の出力を実現。街乗りからアウトドアまで幅広いシーンで快適かつ安定した走りを提供します。
一方のPHEVモデルは、システム出力320馬力という高性能仕様。0-100km/h加速はわずか5.8秒と発表されており、SUVとしてはスポーツカー並みの俊敏さを誇ります。さらに、EVモードでは約50マイル(約80km)の走行が可能とされ、日常使いでは電気自動車のようにガソリンを使わずに走行できる点も魅力です。
「GR SPORT」グレードでは足回りや制御が専用チューニングされ、よりダイレクトでスポーティなドライビングフィールを楽しめる仕様となっています。燃費、環境性能、走行性能の三拍子を揃えた新型RAV4は、まさに電動SUVの新しい基準を示す存在になるでしょう。

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サイズと室内・荷室の使い勝手

新型RAV4のボディサイズは、CORE(HEV/PHEV共通)で全長約4,600mm、全幅約1,855mm、全高約1,680mmとなっています。先代と大きく変わらないサイズ感を維持しつつ、居住性と安定感を両立させた設計が特徴です。ADVENTUREやGR SPORTでは、専用エクステリアやワイドフェンダーの採用によって全幅が1,880mm前後に拡大し、より力強いスタンスを見せています。
室内に目を向けると、インパネを低く配置することで前方の視界が開け、Aピラーやサイドウィンドウの形状も工夫されており、運転時の死角を減らしています。SUVにありがちな「見下ろす視点」の良さを残しつつも、取り回しやすさを確保している点はトヨタらしい実用性の高さです。
ラゲッジスペースについては、具体的な容量数値は未発表ですが、トヨタ公式では「大容量かつ自在に使えるラゲージスペース」をアピール。後席を倒すことでフラットな床面が広がり、自転車やアウトドア用品など大きな荷物も積みやすいとされています。日常の買い物から家族旅行まで、多目的に対応できる万能性はRAV4ならではの魅力といえるでしょう。

内装デザインと新機能

内装はデジタル化と機能美を重視した新デザインへと進化しました。メーターは12.3インチのフルデジタルディスプレイを採用し、中央には10.5〜12.9インチの大型タッチスクリーンを搭載。地図表示や車両情報、各種アプリの操作性が向上し、直感的なUIでドライバーをサポートします。
最大のトピックは、トヨタ初となる「Arene(アリーン)」プラットフォームの導入です。これはソフトウェア定義車(SDV)を実現するための基盤で、OTAアップデートによって新機能や改善が継続的に追加可能になります。ハード面の完成度に加えて、ソフトウェアで進化し続けるという新しい価値を提案しているのです。
操作系統については、COREグレードではシャープなシフトバイワイヤ方式を採用し、シンプルで未来感のあるデザイン。一方、SportやRugged系は存在感のある「タコマ風」トランスミッターを採用し、力強い操作感を演出します。
また、快適装備としてApple CarPlayやAndroid Autoに対応。物理ボタンを減らしながらも、必要最低限は残すバランス設計で、操作のしやすさと近未来的な雰囲気を両立しています。インテリアの質感や配色も従来より洗練され、プレミアムSUVらしい雰囲気が高まっています。

乗り心地と走行フィール

新型RAV4はGA-Kプラットフォームを継承しつつ、さらなる剛性強化が施されています。ボディ接着剤の採用やサブフレームの強化により、車体全体の剛性感が高まり、直進安定性やコーナリング時の安心感が向上しました。これにより、高速道路やワインディングでも落ち着いたハンドリングを実現しています。
HEVモデルは電動モーターを活かしたスムーズな発進と加速が魅力で、街中でも静粛性が高くストレスの少ない走りを提供。PHEVモデルでは大出力モーターの力強さが際立ち、0-100km/h加速5.8秒という俊敏さを発揮します。SUVながらスポーツモデルに迫る加速性能を持ちつつ、EV走行モードによる静かな走行も可能です。
さらに、NVH対策(騒音・振動・ハーシュネスの低減)が徹底されており、ロードノイズや風切り音の侵入が抑えられ、長距離ドライブでも快適に過ごせます。電動化によるレスポンスの良さと、従来SUVにはなかった高級感ある乗り味は、新型RAV4が次世代SUVであることを体感させてくれるでしょう。

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他車との競合関係は?

新型RAV4が属するミドルSUV市場は、各社が注力する激戦区です。ライバルとしてまず挙げられるのはホンダCR-V。最新型ではハイブリッドを中心に据え、北米では人気を二分する存在です。内装の質感や広さ、燃費性能を武器にしており、RAV4にとって最も直接的な競合モデルとなります。
また、スバル・フォレスターも根強いライバルです。水平対向エンジンとシンメトリカルAWDによる安定性は他社にない強みであり、雪道やアウトドア用途では支持を集めています。さらに、マツダCX-5はデザイン性と走りの良さを兼ね備え、プレミアム感を意識した路線で存在感を発揮しています。
米国市場において新型RAV4は「ハイブリッド専用化」「最大320馬力のPHEV」というスペックで差別化を図っており、単なるファミリーカーではなく「家族で乗れる高性能SUV」というポジションを確立しようとしています。高い環境性能とダイナミックな走りの両立は、他社に対する大きなアドバンテージとなりそうです。

ライバルとの比較で見えるRAV4の強み

新型RAV4が競合するのは国産SUVだけではありません。欧州や北米市場で人気を集める外車SUVとも、しっかり比較する価値があります。

フォルクスワーゲン・ティグアンとの比較

ティグアンは欧州市場で高評価を得ているSUVで、上質なインテリアと欧州車らしいしっかりとしたハンドリングが魅力です。一方、RAV4は最新のハイブリッド&PHEV専用化により燃費性能や加速力で優位。環境性能とパワーを両立させた点はティグアンよりアドバンテージがあると言えます。

マツダCX-5との比較(グローバルライバルとして)

CX-5はデザイン性と走行フィールが評価され、欧米市場でも存在感を放っています。インテリアの質感やハンドリング性能は高く、走りを重視する層に人気です。RAV4はそこに「広さ」と「電動化」を強みとして対抗。ファミリーユースや環境志向を意識するユーザーにとってはRAV4の方がバランスが取れています。

スバル フォレスターとの比較(北米市場)

フォレスターはアイサイト搭載や優れた視界、雪道性能で北米でも支持されています。ただし荷室の広さではRAV4が優位で、日常からアウトドアまでの積載性では強みを発揮。さらにPHEVの加速性能や電動走行距離は、フォレスターにない先進的な魅力といえるでしょう。

ホンダCR-Vとの比較

海外ではRAV4最大のライバルとされるCR-V。7人乗り仕様や静粛性に強みがありますが、RAV4のPHEVは320馬力・0-100km/h 5.8秒という圧倒的な動力性能を誇り、走りでは大きく差別化されています。

外車ライバルは質感やブランド力で存在感を示す一方、新型RAV4は「環境性能」「圧倒的なパワー」「大容量の荷室」という実用と先進を兼ね備えた点で優位に立っています。欧州車に劣らない質感と、トヨタならではの信頼性・維持コストの安心感を備えたRAV4は、輸入SUVと比較しても極めて競争力の高い一台といえるでしょう。

プジョー3008・ルノー カジャーと比べてどうか?

新型RAV4を語るうえで見逃せないのが、フランス車SUVとの比較です。特にプジョー3008とルノー・カジャーはヨーロッパ市場で存在感を放ち、日本でも輸入車SUVとして一定の支持を得ています。両車はデザインやインテリアの質感で高い評価を受けますが、実用面ではRAV4に軍配が上がる点も多くあります。

まずサイズと積載性の違いです。プジョー3008は全長約4,450mm、ルノー・カジャーは4,449mmと、RAV4(約4,600mm)に比べ一回りコンパクト。そのため都市部での取り回しやスタイリングは軽快ですが、荷室容量は3008で約520L、カジャーではさらに少なく、RAV4の約580Lに比べると積載力に差があります。アウトドアやファミリーユースを考えると、やはりRAV4の広さは強みといえます。

次にパワートレイン。フランス車はガソリンやディーゼル、近年はPHEVも揃えていますが、最大出力や電動走行距離ではRAV4のPHEVが優位です。最大320馬力、0-100km/h加速5.8秒、EV走行約80kmという数値は、フランス車が追随しにくいスペック。環境性能と走行性能の両立を重視するユーザーには、RAV4が選びやすいでしょう。

一方でデザインや質感ではフランス車が際立ちます。プジョー3008の未来的なインテリアや、カジャーのエレガントな外観は「乗る楽しさ」や「所有する満足感」を強く刺激します。しかしRAV4も最新の「ハンマーヘッド」フロントを採用し、さらにCORE・ADVENTURE・GR SPORTの3タイプで多様なスタイルを選べる点は、実用と個性を両立したトヨタらしい工夫といえるでしょう。

価格面では、フランス車は装備内容に対してやや割高に映る傾向があり、維持費やディーラー網の広さではRAV4に優位性があります。総じて、デザイン性を求めるならフランス車、バランスの取れた「電動性能+積載力+安心感」を求めるなら新型RAV4、という棲み分けが明確です。

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何が凄い?

今回の新型RAV4を見てまず感じるのは、単なるモデルチェンジではなく「次世代SUVへの転換点」という強い意志です。特にソフトウェア定義車(SDV)への第一歩を踏み出した点は画期的で、ハードだけでなくソフトウェアによって進化し続けるクルマという新しい価値観を提示しています。これにより購入後もアップデートを通じて性能や機能が拡張され、所有体験が長期的に新鮮であることが期待できます。
外観デザインについては、従来のRAV4が持っていた都会性や冒険性をさらに明確に3タイプへと整理したことにより、ユーザーが自分のライフスタイルに最適な一台を選べるようになりました。特に「CORE」で日常を支え、「ADVENTURE」でアウトドアを満喫し、「GR SPORT」でスポーティに走るという多面性は、まるで3車種分の個性を1モデルに凝縮したかのようです。
パワートレインでは、ガソリン車を完全に廃止してHEVとPHEVに集約した決断がトヨタの覚悟を物語っています。PHEVの320馬力や5.8秒加速といった数値は、SUVの枠を超えてスポーツカー的な興奮を提供しつつ、EV走行による静粛性や環境配慮も両立させています。これこそが「高性能かつ持続可能」という現代ユーザーが求める理想像ではないでしょうか。
さらに、走りや乗り心地の進化も見逃せません。剛性の高いGA-Kプラットフォーム、静粛性を追求したNVH対策、電動モーターによる滑らかな加速感は、RAV4を「頼れる相棒」から「乗って楽しい相棒」へと昇華させています。長距離ドライブでの快適性や家族でのレジャー、日常の通勤など、どのシーンにおいても満足度が高いことが想像できます。
総じて新型RAV4は、単にスペックを刷新しただけでなく、「未来のSUV像」を体現したモデルだと言えます。個人的には、このクルマを選ぶことは単に移動手段を得るのではなく、新しい価値観を手にする体験になると感じます。クルマ好きはもちろん、普段はあまり車にこだわりがない人にとっても、その魅力が直感的に伝わる完成度です。

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まとめ|新型RAV4が描く次世代SUVの姿

新型RAV4は、単なるフルモデルチェンジにとどまらず「次世代SUVの方向性」を示す存在となりました。発売は2025年度内と予想され、デザインはCORE・ADVENTURE・GR SPORTの3スタイルで多様なライフスタイルに対応。パワートレインはHEVとPHEVに統一され、環境性能と走行性能を高次元で融合しています。特にPHEVは最大320馬力、0-100km/h加速5.8秒という圧倒的なスペックを誇り、SUVでありながらスポーツモデルのような魅力を備えました。さらに、ソフトウェア定義車として進化する点も注目され、購入後もアップデートで新しい体験を得られる可能性を持ちます。家族での快適性からアウトドアの冒険、スポーティな走りまで、あらゆるユーザーを満足させる新型RAV4は、まさに“頼れる相棒”から“進化し続けるパートナー”へと成長したSUVといえるでしょう。

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