2022年7月15日にトヨタから新型クラウンスポーツが発表されました。
ボディーカラーが赤色で、燦然と輝いてとても目立っていました。
そこで気になったので、発売時期、パワーユニット、サイズ、価格など調べてみました。
みなさんもご一緒に確認していきましょう。
新型クラウンスポーツは大変身、、、
新型クラウンスポーツは、ミドルサイズのスポーツSUVです。
ここのところスポーツと呼べる車として注目度が高いのは、スポーツSUVです。
スポーツSUVであれば、従来型の低く構えたスポーツカーよりも量産できます。
二人乗りのクーペですと購入する人が限られてきますが、スポーツSUVであれば一般ユーザーも手を出しやすいということなのでしょう。
ポルシェマカン、フェラーリプロサングエなど車格は違いますが、ヨーロッパのスポーツカーのメーカーも積極的に進出しようとしています。
クラウンも殻を破って人気のあるジャンルに進出してきました。
クラウンスポーツは、クラウンとしては、新たなジャンルといえます。
前のモデルでは、クラウンRSがクラウンのスポーツで、これはスポーツセダンでした。
スポーツセダンは、若年や中年からは選択の対象からほぼ外れています。
老年層が買うかといえばそうでもないため、販売台数はここのところ低迷していました。
そこで新しいジャンルとして認められてきた、スポーツSUVを発表しました。
見た目のデザインは、大径のタイヤと大きく張り出したフェンダー、クーペSUVスタイルがとてもかっこいいですね。
アスリートからRSに名前が変わったときは、スポーツセダンとしてのスタイルはそのままでした。
今回のクラウンスポーツへの名称変更は、セダンからSUVに変更されて大変身を図っています。
ハチロクやスープラを復活させてスポーツカーに力を入れてきたトヨタとしてもここは攻め所なのでしょう。
どんな走りの世界を見せてくれるのかとても楽しみです。
新型クラウンスポーツの気になるパワーユニットは?
2021年12月14日にトヨタは、バッテリーEV(BEV)戦略に関する説明会を行いました。
その時にbZ4xと共に登場したEV車が、トヨタとレクサス合わせて合計16車種ありました。
その中の後列中央に置かれていたのが、今回発表されたクラウンスポーツでした。
色もスタイルも同じです。
ただ、昨年の説明会に登場した車には、左リアフェンダーに充電口はありませんでした。
クラウンスポーツとして登場した車には、充電口なのか給油口なのかがあります。
まさかEV車として発表した車に、ガソリンエンジンを乗せてくることはあるのでしょうか、、、
私としてはもし乗せてきたら???、、、期待を裏切られた感があります。
2020年にトヨタは、レクサスUXに外見はガソリンエンジン車のままEV車として、300eを限定車ですが、販売しました。
トヨタにそのような技術があることは知っています。
この期に及んで、トヨタは同じデザインの車で、エンジン車もEV車も選べますということをするのでしょうか、、、
新型クラウンは、世界戦略車です。
ヨーロッパにはEVを、米国には5L V8エンジンをということをやってくるかもしれません。
日本国内では、EVと5L V8の両方が選べるという楽しいことが、見られるかもしれません。
いったいどのようなパワーユニットで登場してくるのでしょうか、、、
こういう風に裏切られるのなら大歓迎です。
本当にあるんじゃないかなぁと思うと、だんだんワクワクしてきました。
新型クラウンスポーツのサイズは?
新型クラウンスポーツは、全長4710mm、全幅1880mm、全高1560mm、ホイールベース2770mm、ホイールは21インチです。
これは一緒に発表された新型クラウンクロスオーバー、クラウンエステート、クラウンセダンのどれよりも短くホイールベースが設定されています。
5L V8エンジンを積むレクサスLCのホイールベースは2870mm、レクサスRC-Fは2730mmです。
全幅は、LCが1920mmで、RC−Fが1845mmです。
ホイールは、LCが21インチで、RC−Fが19インチです。
プラットホームのTNGAも熟成されているということですから、5L V8の出力480PS、トルク55kgを充分受け止めて、スポーツの名にふさわしい走りを見せてくれると思います。
もし実現するなら、どんな走りを見せてくれるのか本当に楽しみです。
バッテリーEVが搭載されるとしたら、レクサスRZのシステムを流用するのでしょうか、、、
或いは、まだ発表されていませんが、少し小型サイズのレクサスNZとかIZなどと今後発売予定の車のシステムを共用するかもしれません。
4輪駆動でDIRECT4というシステムになるはずです。
bZ4xよりは前輪側のモーターの出力が高いタイプだと思います。
後輪側には前輪よりも大出力のモーターを搭載してくるはずです。
こちらもどんなシステムで、どんな走りを見せてくれるのでしょう、、、
クラウンスポーツの登場は、本当に楽しみです。
新型クラウンスポーツの価格は?
2022年秋に販売される新型クラウンクロスオーバーは435万円〜640万円です。
bZ4xの4輪駆動の参考価格650万円です。
レクサスRZは、スペインでの販売価格を参考にするとエントリーモデルが推定720万円からということになります。
新型クラウンは、4モデルで年間20万台販売を目標にしているそうです。
ただクラウンスポーツは、販売台数で中核を占めることはないでしょうからそれほどこなれた価格は期待できないかもしれません。
EV車は、レクサスRZよりは低価格となるはずですから、エントリーモデルで680万円くらいのところを期待したいと思います。
もし5L V8エンジンが搭載されるとしたら、レクサスのLCやRC−Fが参考になると思います。
RC-Fは1052万円~1449万円、LCは、1327万円~1477万円です。
2022年8月25日に発表の「IS500“F SPORT Performance First Edition”」は5リッターV型8気筒エンジンを搭載します。
価格は850万円からで、差別化された特別仕様車は900万円に設定されています。
クラウンスポーツは、850万円くらいが上限で、エントリーモデルは650万円くらいからと推測しましたが如何でしょう?
5L V8エンジン搭載モデルは推測ですが、想像すると楽しくなってきます。
今のトヨタなら、攻めて、登場させてくれるかもしれませんが、夢に終わるかもしれません。
クラウンスポーツの発売時期は?
新型クラウンは、クロスオーバー、スポーツ、セダン、エステートの順で1年半かけて2023年内までに発売するそうです。
クロスオーバーが2022年9月1日ですので、次のスポーツの発売は2023年春ではないかと予想されています。
新型クラウンスポーツ 2023年登場|全長4710mm全幅1880mm全高1560mmホイールベース2770mm
出典:YouTube
試乗動画
今度はSUV! トヨタ クラウンスポーツ プロトタイプ 先行試乗レビュー by 島下泰久
出典:YouTube
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