黄金世代渋野日向子選手は、2020年優勝はなかったものの、2021年には9月頃から調子を上げて10月には「スタンレーレディスゴルフトーナメント」で優勝、「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」で2度目の優勝で国内6勝目、プロ通算7勝目です。
国内賞金ランキングも浮上しましたが、2020-21シーズンは賞金ランキング19位で終了しました。ただ2022〜25年は優勝なしで気になったので、出身校や経歴や収入と彼氏やご両親について調べてみました。みなさんもご一緒に確認していきましょう。
渋野日向子選手の収入は?
ツアーでの獲得賞金は以下です。
渋野日向子|JLPGA 年別獲得賞金(円)
| 年 | 年間獲得賞金(円) | 備考 |
|---|---|---|
| 2019 | ¥152,614,314 | 年間2位 |
| 2020–21(統合季) | ¥79,004,375 | 年間19位 |
| 2022 | — | 出場少・金額掲載なし |
| 2023 | ¥0 | 未入賞 |
| 2024 | — | 金額掲載なし |
| 2025(途中) | ¥4,000,000 | 進行中 |
| 合計(判明分) | ¥235,618,689 | ※JLPGA公式の生涯獲得賞金(約¥239,480,070)と近似 |
注:国内の年間合計は公開情報ベース。ハイフン(—)は公表値が見当たらない年です。
渋野日向子|LPGA(米国女子プロゴルフ協会) 年別獲得賞金一覧【ドル・円換算】
渋野日向子選手は2019年のAIG女子オープン(全英女子オープン)優勝で世界的に注目され、その後LPGAツアー(米国女子プロゴルフ協会)に参戦しました。以下の表は公式および主要ゴルフ統計サイトのデータを基に、ドル建てと円換算(1ドル=150円)でまとめたものです。
| 年 | 年間獲得賞金(US$) | 円換算(推定・150円) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2019(英国) | $675,000 | 約101,250,000円 | AIG女子オープン 優勝(メジャー制覇) |
| 2020 | — | — | メンバー外扱いなどで記載なし |
| 2021 | — | — | 同上 |
| 2022 | $1,011,830 | 約151,774,500円 | 本格参戦初年度・安定した成績 |
| 2023 | $263,069 | 約39,460,350円 | 年間を通じて調整期 |
| 2024 | $1,719,878 | 約257,981,700円 | AIG女子オープン 準優勝年 |
| 2025(途中) | $444,426 | 約66,663,900円 | シーズン進行中(10月時点) |
| 合計(判明分) | $4,114,203 | 約617,130,450円 | ※LPGA公式更新時期により差異あり |
※1ドル=150円換算。実際の為替によって前後します。スポンサー契約・広告出演料は含まれていません。
補足:2019年のAIG女子オープン優勝で約1億円を獲得。2022年以降はLPGAツアーを主戦場とし、2024年には再び同大会で準優勝。これまでの通算LPGA獲得賞金は約410万ドル(約6億1,700万円)に達しています。
渋野日向子|JLPGA・LPGA統合 年別獲得賞金一覧(円換算)
渋野日向子選手の国内(JLPGA)および海外(LPGA・AIG女子オープン含む)での
年ごとの獲得賞金を、為替レート1ドル=150円で統一してまとめました。
円建て合計では6億円を超え、国内外での安定した活躍が際立ちます。
| 年 | JLPGA(国内) | LPGA(海外・換算) | 合計(円) | 主な実績・備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2019 | ¥152,614,314 | ¥101,250,000 | ¥253,864,314 | AIG女子オープン優勝・国内賞金ランク2位 |
| 2020–21 | ¥79,004,375 | — | ¥79,004,375 | 統合シーズン・国内中心 |
| 2022 | — | ¥151,774,500 | ¥151,774,500 | LPGA初フル参戦・好調スタート |
| 2023 | ¥0 | ¥39,460,350 | ¥39,460,350 | 調整期・米ツアー中心 |
| 2024 | — | ¥257,981,700 | ¥257,981,700 | AIG女子オープン準優勝・復活の兆し |
| 2025(途中) | ¥4,000,000 | ¥66,663,900 | ¥70,663,900 | シーズン進行中(10月時点) |
| 合計(判明分) | ¥235,618,689 | ¥617,130,450 | ¥852,749,139 | ※実際の為替変動・未公表年を除く概算 |
※1ドル=150円換算。実際の受取時期の為替により金額は変動します。
賞金は大会公式・JLPGA・LPGAデータに基づく推定値で、スポンサー契約料・広告出演料などは含まれていません。
まとめ:国内では約2億3,500万円、海外では約6億1,700万円。
両ツアー合計で約8億5,000万円に達し、日本人女子選手の中でも屈指の国際的実績を誇ります。
今後もAIG女子オープンや米ツアーでのさらなる飛躍が期待されます。
2020-21シーズンは、¥79,004,375,-(19位)の賞金を獲得です。2018〜2021年の4年間で3億1,990万円以上の賞金を獲得したことになります。2019年当初は、RSK山陽放送、ミック工業株式会社、株式会社キャンデルと契約を結んでいました。
全英オープンで優勝するとTポイント・ジャパン、日本航空(JAL)、クラブのピンゴルフ、ボールはタイトリスト、ウエアはビームス、シューズはナイキと契約しています。推定ですが、これらで1億円以上になるのではないでしょうか、、、
2019年だけでベンツ、BMWほか高級車5台獲得しています。CM出演料も1本1,000万円以上になると言われています。サントリーと3年3億円超の所属契約を結んでいます(2020年2/1〜)。RSK山陽放送とはスポンサー契約を結んでいます。年収は、毎年変わりますが、3〜4億円(推定)くらいはあると想像できます。
渋野日向子選手の彼氏は?
渋野日向子選手が、お付き合いされていたのはテレビ東京の野沢春日(のざわ はるひ)アナウンサー(1990年1月2日生まれ 31歳)です。石川県出身で金沢桜丘高校、明治大学国際日本学部国際日本学科卒業しています。料理とトライアスロンが趣味のようです。
現在は、テレビ東京の「ニュースモーニングサテライト」(水木5:45〜7:05)、「ゆうがたサテライト」 (月火16:54〜17:00)でキャスターをされています。その他はゴルフ、フィギュア 、柔道・格闘技他スポーツ中継をされています。とにかく真面目な性格なようですので、我らの「しぶこ」の確かな支えとなってくれると思います。
ちなみに二人とも血液型は同じABです。ただ、1年ほどで破局してしまったようです。別の道を歩むことになった二人ですが、好感度はとも高い二人です。今後も良いお仕事ができるように応援しています。それぞれが、良い伴侶を見つけられると良いですね、、、
ただ破局の理由の一つとして、既婚者の石川遼選手の名前が挙がっていますが、どうなんでしょう、、、
渋野日向子選手のご両親は?
お父さんの渋野悟さん(53歳)は、砲丸投・円盤投をされており、円盤投は国体で準優勝されている全国レベルの選手で筑波大学出身、趣味でバイク競技もされているようです。
お父さんは岡山市水道局に勤務しておられます。ご実家の築120年の豪邸と日本庭園をしっかりと維持されています。お父さんは、2019年の全英オープン出場の時、4日間毎日渋野日向子選手のために、おにぎりを握ってあげていたそうです。
お父さんは、渋野日向子選手がラウンド中にふてぶてしい態度でプレーしていたことを注意しています。「あんまり見ていて気持ちよくないよ」と、、、それを受けて、お母さんの影響もあり笑顔でプレーすることを心がけているようですよ。
お母さんの渋野伸子さん(53歳)はやり投をされていたそうです。高校総体に出場されたようです。ご両親とも陸上競技をされており、ともに筑波大学出身です。
お母さんも笑顏が素敵な方です。渋野日向子選手に「いつも笑顔でいなさい」と指導されていたようです。「娘は周囲の人たちに育ててもらった」と謙遜されるような人柄の持ち主です。
2020-21年勝目は?
改造したスイングが安定してきて、2勝目を挙げ、さらに優勝が狙える状態となってきました。「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」優勝の後は、以下のように3試合残していました。この勢いで優勝を重ねることができれば、賞金ランキング上位が狙えます。
11月4日~11月7日「TOTO ジャパンクラシック」(瀬田ゴルフコース北コース 滋賀県) 賞金総額¥2億2,000万円、優勝賞金3,300万円では、結果7位タイ。
11月12日~11月14日「伊藤園レディスゴルフトーナメント」(グレートアイランド倶楽部) 賞金総額 1億円、優勝賞金1,800万円では、残念ながら予選落ちです。
11月18日~11月21日「大王製紙エリエールレディスオープン」(エリエールゴルフクラブ松山) 賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円では、結果12位タイ。
11月25日~11月28日「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」(宮崎カントリークラブ原) 賞金総額1億2,000万円、優勝賞金3,000万円では、エントリーなしでした。
最終的には、賞金ランキング19位でした。2022年には、2019年のような快進撃を期待しています。
渋野日向子 2025年シーズンの現在地とこれから
2019年、AIG女子オープンで世界を驚かせた“スマイルシンデレラ”は、2025年シーズンも変わらず挑戦の只中にいる。国内外での成績を追うと、今季の渋野日向子は「試行」と「再構築」の年といえるだろう。
国内では復調の兆し、パッティングが光る
JLPGAではここまで3試合に出場し、獲得賞金は400万円。数字だけ見れば控えめだが、富士通レディースでは初日を6アンダーで単独首位発進。長く課題とされてきたパッティングの安定感が戻りつつあることを感じさせた。スイング改良を重ねながら、国内大会では“感覚を取り戻す舞台”として臨んでいる印象だ。ファンの前での笑顔も増え、リズムが整いつつある。
海外では苦戦と光明、メジャーで存在感
米LPGAツアーでは22試合に出場し、獲得賞金は約44万ドル(約6,600万円)。CMEグローブランキングは63位と中堅に位置している。安定性に課題を残す一方で、全米女子オープンで7位タイに入るなど、メジャーでの強さは健在だった。調子が上向いたときの爆発力は世界でも通用するレベルであり、依然として「ビッグトーナメントに強い選手」としての存在感を放っている。ただし、AIG女子オープン2025ではカットに届かず、波の大きい一年でもある。ショットの精度やパーオン率といった基礎スタッツの向上が、次の飛躍に欠かせないテーマとなりそうだ。
成績の波を越えて、積み上げの時期へ
2025年の渋野は、結果以上に“中身を作り直す”一年を送っている。体幹トレーニング、パッティングフォームの安定、そして海外ツアー特有の硬いグリーンや風への対応——。技術面の再構築が続いており、短期的な成果よりも長期的な安定を見据えた戦いにシフトしているように見える。メディアの注目や期待の高さゆえ、ひとつの結果に一喜一憂しがちだが、本人は冷静に基盤づくりを続けている。
国内外の二刀流が生む課題と強み
国内と海外を往復するハードスケジュールは、体力面・時差調整ともに負担が大きい。だが一方で、それは経験値の厚みをもたらす。米国の長いコースで鍛えられたショット感覚が、国内の狭いフェアウェイで生きる場面も増えてきた。いまは“どちらのツアーでも勝てるベース”を築く過程にあるといえます。
出典:YouTube
渋野日向子のクラブセッティングは?
渋野日向子 クラブセッティング
取材:2022年 AIG女子オープン(全英女子)
- ドライバー G410 PLUS ドライバー(9度) 藤倉コンポジット プロトタイプ(44.75インチ、50-S)
- FW&UT G425 MAX フェアウェイウッド(3番14.5度、7番20.5度) G425 ハイブリッド(5番26度、6番30度)
- アイアン i210 アイアン(6~9番)
- ウェッジ GLIDE 3.0 ウェッジ SS(46、52、54、58度)
- パター PLD ミルド DS 72 パター(33インチ)
- ボール プロ V1x ボール
※プロは頻繁にクラブ調整を行うため、実際使用するギアセッティングとは異なることがあります。 出典:GDOニュース
2025年 渋野日向子選手のクラブセッティング(主な例)
以下は、2025年シーズンの「ファウンダーズカップ」ほかの大会時に報じられたセッティング情報をまとめたものです。
| 番手 | モデル・仕様 | 備考・コメント |
|---|---|---|
| ドライバー | タイトリスト GT2(9°) |
24 VENTUS BLUE(重さ50g台、硬さS) |
| フェアウェイウッド | テーラーメイド Qi10(3番 15°) スリクソン ZXi(5番 18°) |
VENTUS TR BLUE(重さ50g台・硬さS) |
| ユーティリティ | テーラーメイド Qi35 MAX(23°、27°) |
VENTUS HB BLUE(重さ70g台・硬さS) |
| アイアン | スリクソン ZXi5(6番~PW) |
MCI シャフト(80S) |
| ウェッジ | タイトリスト VOKEY SM10(50°、54°、58°) |
NSプロ 950GH neo(=日本仕様シャフト) |
| パター | ピン アンサー プロトタイプ |
継続使用と報じられています |
| ボール | スリクソン Z-STAR XV |
2025年モデル使用との報道が多い |
| ※公的に報じられた仕様をもとに構成。実際の使用構成とは異なる可能性があります。 | ||
2025年からクラブ契約フリーに切り替えた点が大きな変化として報じられています。異なるメーカーを混ぜて試しながら、最適な14本を選定している、という証言が複数あります。 セッティング選定のテーマとして「ねじれ(球の左右変動)が少ないものを使いたい」という意向を渋野選手本人が語っており、左右ブレを抑えることを重視しているようです。 アイアンでは、前年まで使っていたフレックス “R” から “S” へ切り替えた、という報道があり、より剛性を高めて“ねじれ”を抑えたい意図が見られます。 ウェッジについては、タイトリスト VOKEY SM10 が報じられている一方、別ソースでは クリーブランド RTZ を使っている、という記述も見られます。実際にはコースやコンディションで使い分けている可能性があります。 ボール契約に関して、渋野選手は“もともと高校時代からダンロップ(スリクソン)ブランドを使っていた”というエピソードを語っており、契約フリー移行後もスリクソン製ボールを使う“原点回帰”的な側面があるとの報道もあります。

渋野日向子選手のスイング動画の堀尾研仁氏による解説
【渋野日向子のスイング分析】女子プロスイング徹底解説 by 堀尾研仁 渋野日向子編
出典:YouTube
渋野日向子選手の経歴
アマチュア時代
- 2011年 「岡山県ジュニアゴルフ選手権競技」(中学生・女子の部)優勝
- 2012年「岡山県ジュニアゴルフ選手権競技」(中学生・女子の部)優勝
- 2013年「岡山県ジュニアゴルフ選手権競技」(中学生・女子の部)優勝
- 2014年「中国女子アマチュア選手権」優勝
- 2015年「全国高等学校ゴルフ選手権大会」優勝
プロ入り後
- 2019年「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」プロ初優勝
- 2019年「資生堂 アネッサ レディスオープン」優勝(ツアー2勝目)
- 2019年「AIG全英女子オープン」海外メジャー大会初優勝(プロ通算3勝目)
- 2019年「デサントレディース東海クラシック」優勝(国内3勝目、プロ通算4勝目)
- 2019年「大王製紙エリエールレディスオープン」優勝(国内4勝目、プロ通算5勝目)
- 2021年「スタンレーレディスゴルフトーナメント」優勝(国内5勝目、プロ通算6勝目)
- 2021年「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」優勝(国内6勝目、プロ通算7勝目)
- 2022〜25年 優勝なし
Hinako Shibuno Highlights from the Final Round of the 2019 AIG Women’s British Open
出典:YouTube
渋野日向子選手のプロフィール
- 名前: 渋野日向子(しぶの ひなこ)
- 生年月日:1998年11月15日 (23歳)
- 身長: 167 cm
- 体重: 62 kg
- 血液型: AB型
- 出身: 岡山県岡山市
- 出身校 : 岡山県作陽高等学校 岡山市立上道中学校 岡山市立平島小学校
- プロ転向: 2018年=JLPGA90期
- 所属: サントリー
- 趣味: ソフトボール観戦
- 特技: 書道(初等師範免許取得)
- 好物: 「タラタラしてんじゃねーよ」(よっちゃん食品工業)、柿の種
- ニックネーム: シブコ、 スマイリング シンデレラ
-
契約: クラブ→PING、ボール→タイトリスト、ウェア→ビームスゴルフ /アディダス
- Instagram:hinako_shibuno
女子プロゴルファーの平均身長は、161cmくらいですので、渋野日向子選手の167cmは大きい方です。原英莉花選手の173cmには及びませんが、バランスのとれたスタイルはスポーツ選手にとって大切なことだと思います。
現在も趣味として「ソフトボール観戦」を上げておられますが、岡山市立平島小学校時代は「ソフトボール少女」としてボールを追いかけていたようです。
岡山市立上道中学校に進学すると軟式野球部に入るが、ゴルフで「岡山県ジュニアゴルフ選手権競技」(中学生・女子の部)で優勝したあとは、ゴルフ一本に絞っています。本当はソフトボールの方が好きで渋々のようなニュアンスが伝わってきます。
米国ツアーで賞金女王にもなった元プロゴルファーのゴルフ世界殿堂入りしている岡本綾子さんも野球好きです。岡本綾子さんの頃は、男子は野球、女子はソフトボールという感じだったようで、逆にソフトボールを渋々始めることになります。
ソフトボールの強豪愛媛県今治明徳高校に特待生として進学卒業し、社会人に進むと国体でサウスポー投手で4番として優勝しています。ソフトボールでは、中学時代は左打ちですが、その後は右打ちに変えたそうです。
左投げ・右打ちです。
プロ野球の選手では、野手は右投げ・左打ちが多いですが、投手では左投げ・右打ちも過去には何名か存在しています。投手は、感覚的にそうなることがあるのかもしれません。
渋野日向子選手は右投げ、ソフトボールや野球は左打ち、ゴルフは「右打ち」をしてきたようです。
まとめ
- 渋野日向子(しぶの ひなこ)選手は、岡山県岡山市 岡山県作陽高等学校出身 2018年=JLPGA90期
- 1998年11月15日生まれ(23歳 2021年現在) 身長167 cm 体重62kg 血液型AB型
- 趣味はソフトボール観戦 特技は書道(初等師範免許取得) 好物は「タラタラしてんじゃねーよ」(よっちゃん食品工業)、柿の種
- ニックネームはシブコ、 スマイリング シンデレラ
- クラブ→PING、ボール→タイトリスト、ウェア→ビームスゴルフ /アディダス
- 2015年「全国高等学校ゴルフ選手権大会」優勝
- 2019年「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」プロ初優勝
- 2019年「AIG全英女子オープン」海外メジャー大会初優勝
- 渋野日向子選手が、今お付き合いされているのはテレビ東京の野沢春日(のざわ はるひ)アナウンサー(1990年1月2日生まれ 31歳)
- お父さんの渋野悟さん(53歳)は、円盤投で国体準優勝されている 岡山市水道局に勤務 全英オープンの時、渋野日向子選手のためにおにぎりを握ってあげるような方
- お母さんの渋野伸子さん(53歳)はやり投をされていた 渋野日向子選手に「いつも笑顔でいなさい」と指導している
日本女子プロゴルフ界の巨新星、渋野日向子選手のことが気になり、まとめてみました。人間的な魅力のある愛されキャラで、とても笑顔が素敵な渋野日向子選手を心から応援したくなります。
賞金女王を狙う稲見萌寧選手や古江彩佳選手や小祝さくら選手や西村優菜選手や西郷真央選手、海外挑戦の笹生優花選手や畑岡奈紗選手とのマッチアップが楽しみです。
笑顔の意味をもう一度──渋野日向子選手を見つめて
渋野日向子選手の姿を初めてテレビで見たのは、2019年の全英女子オープンでした。小柄な体で豪快にスイングし、風の強いリンクスコースで堂々と戦うその姿に、正直驚かされました。優勝を決めた瞬間のあの笑顔――あれほど自然で、力の抜けた笑顔を、世界の舞台で見たのは久しぶりだった気がします。あの瞬間、日本中が「スマイルシンデレラ」という言葉の意味を、改めて知ったのではないでしょうか。
それから数年。華やかな栄光のあとには、長く静かな時間がありました。勝てないシーズン、調整続きの日々、そして海外生活の孤独。メディアの前では笑顔を見せながらも、心の中ではきっと葛藤や迷いがあったと思います。それでも渋野選手は、逃げずに、立ち止まらず、地道に自分を作り直してきました。その姿勢にこそ、私は本当の強さを感じます。
海外ツアーでの挑戦は、結果以上に価値のある経験だと思います。コースの難易度、環境の違い、言葉の壁――そのすべてを受け入れながら、試合を重ねていくのは並大抵のことではありません。勝つことを目的とするのではなく、“世界で戦える自分”を作るために一歩ずつ前へ進んでいる。そんなふうに見えるのです。2025年シーズンも、決して派手な結果ではありませんが、渋野選手のゴルフには確かな変化が見えてきました。全米女子オープンでの7位タイ、富士通レディースでの首位発進。
数字では測れない成長を、プレーの一瞬一瞬に感じます。
スイングを変えるというのは、勇気がいる決断です。これまでの成功体験を一度手放して、新しい形を探す――それは自分を信じる力がなければできません。渋野選手は、その“信じる力”を持ち続けています。試合後のインタビューでも「まだまだ課題ばかりです」と笑って答える姿を見るたび、私は背中を押されるような気持ちになります。自分の未完成さを受け入れ、それでも前に進もうとする人は、美しいと思います。
今の彼女には、“勝ち方”よりも“あり方”を大切にしているような印象があります。結果に一喜一憂するのではなく、プロとしての自分をどう築くか――それを丁寧に考えながらツアーを回っているように見えます。海外での経験が増えたことで、プレーだけでなく、考え方にも深みが増しました。勝っても驕らず、負けても下を向かない。その姿勢こそ、渋野日向子選手の真骨頂だと感じます。
日本の女子ゴルフは、今とても層が厚くなっています。岩井姉妹、笹生優花、古江彩佳、勝みなみ――それぞれが世界で戦いながら、次の世代に刺激を与えています。その流れの始まりに、渋野選手の存在があったことを忘れてはいけません。彼女が世界を笑顔で制したあの瞬間が、日本の女子ゴルフを“閉じた世界”から“開かれた世界”へと導いたのです。渋野選手は、ただのスターではなく、時代の分岐点そのものだったのだと思います。
とはいえ、本人にそんな大きな自覚はないのかもしれません。インタビューではいつも「まだまだです」「一打一打、集中するだけです」と謙虚に話します。その控えめな言葉の中に、誠実さと努力が詰まっているように感じます。どんなに注目を浴びても、どんなに名前が広まっても、渋野選手の言葉には驕りがありません。それがファンにとって何よりの魅力なのだと思います。
2026年以降、渋野選手がどんな未来を描くのか。きっと誰にも予想できません。でも、彼女の歩みを見ていると、“結果よりも過程を大事にする人”なのだと分かります。焦らず、諦めず、少しずつ積み上げていく姿は、多くの人の心に勇気をくれています。プロスポーツの世界で、勝利や賞金以上に価値があるもの――それは「続ける力」ではないでしょうか。渋野選手の笑顔には、その力が宿っています。
これからも、結果に一喜一憂するよりも、成長の軌跡を一緒に見守っていきたいです。勝った日も、負けた日も、彼女のゴルフには誠実さがあります。その誠実さが、きっとまた新しい風を呼び込むはずです。笑顔の裏にある努力を知るほどに、応援したくなる――そんな選手は、そう多くありません。
渋野日向子選手は、まだ道の途中です。けれど、その歩みはゆっくりでも確実で、見ている人の心を動かす力があります。あの全英優勝の笑顔を思い出すたびに、私はこう思います。「あの時の笑顔は、奇跡ではなく、努力の証だった」と。これからもその笑顔を信じて、静かに応援していきたいと思います。世界のどこにいても、渋野日向子という存在が、誰かの希望であり続けることを願っています。


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