マクガフ(Scott Thomas McGough)選手は、2021年東京ヤクルトスワローズ高津臣吾監督のもとで、セントラルリーグ優勝、CS優勝を果たし、日本シリーズ優勝です。
そこでマクガフ選手の美人の奥さんや性格、経歴や年俸や出身校は?
日本人野手のような、特に大柄ではない助っ人クローザーは、胴上げ投手になりました。
どのようにして信頼を得て、結果を残したのか気になったので調べてみました。
その秘密をみなさんとご一緒に確認していきたいと思います。
マクガフ選手の奥さんは?
マクガフ選手の奥さんは、ローレン(Lauren Mcgough)さんです。
とても仲よさそうで、幸せそうですね。
2020年9月9日娘さんが米国で誕生されました。
今ではもうヤクルトファンの可愛い娘さんです。
マクガフ選手の性格は?
マクガフ選手は、「遠征の時にチームメートたちと一緒に夕食に出かけ、野球やプライベートなことを話すことが大好きだ」と語っています。
日本の野球を勉強しようとしてるし、日本の野球に合わせたスタイルにしようとしています。
近藤一樹選手はマクガフ選手のことを「性格がいいんで、ほっとけないんですよ
。困っていたら、助けてあげたくなるんです」と話しておられます。
マクガフ選手は以下のようにインタビューに答えておられます。
「日本にはたくさんの親友、チームメイトがいて、第二の故郷だと心から思っています。家族もしっかり背中を押してくれました。」
出典:websportiva
空港で「Youは何しに日本へ?」とインタビューされたら、何と答えるでしょう、、、
ペンシルベニアから来て、今日本に住んでいる。
仕事をするため、ヤクルトスワローズを優勝させるために来た。
日本には多くの友人がいる。
日本は第二の故郷だ、、、
空港で「ヤクルトスワローズを優勝させるところについて行っていいですか?」と聞かれたら、「もちろん今年も見せてあげるよ」と答えてくれるかもしれません、、、
マクガフ選手の収入は?
東京ヤクルトスワローズでのマクガフ選手の年俸(金額は推定)は 以下です。
- 2019 5500万円
- 2020 1億355万円 合計 1億5855万円(2年間)
- 2021 1億500万円 合計 2億6355万円(3年間)
- 2022 1億2100万円 合計 3億8455万円(4年間)
ヤクルトから見れば、クローザーにこの金額は適正か、むしろ安いといえるのではないでしょうか。2021年優勝投手となって2022年には1億2100万円で契約です。
マイナーリーグでプレーを続けていたら、この金額の契約はないでしょうし、オリンピックで活躍することもなかったかもしれません。
メジャーとマイナーリーグからは必要とされなくなったかもしれませんが、新天地日本で水を得た魚のように大活躍しています。
1989年生まれ32歳となったマクガフ選手は、脂が乗ってきたとも言えるかもしれません。もちろんそれは、アメリカ合衆国のスピリットが培ったものなのでしょう。
アメリカンスピリットを知る高津臣吾監督のもとで今年も活躍するはずです。肉体の限界がくるまで活躍は続くはずです。
マクガフ選手の道具は?
スパイクはナイキを使用しておられます。
グラブはドナイヤ社製を使用しています。
ドナイヤは、東大阪市に本社のあるグラブのメーカーで、元ヤクルトスワローズのブンブン丸池山隆寛さんが名付け親です。
アドバイザリー契約していなければ、プロ野球選手といえども無償提供ではなく、有償です。
ローリングス、ウィルソンなどアメリカ製のグラブがある中、マクガフ選手も有償と思われますが、ドナイヤ社製のグラブを使用しています。
マクガフ選手の経歴
- 2010年 アメリカ合衆国大学代表 第5回世界大学野球選手権大会(日本開催) 準優勝
- 2011年 MLBドラフト5巡目ロサンゼルス・ドジャースから指名される
プロ入り後
- 2012年 7月25日トレードでマイアミ・マーリンズへ移籍
- 2013年 AA級ジャクソンビル・サンズ でプレー
- 2014年 トミー・ジョン手術受ける
- 2015年 8月20日にマイアミマーリンズでメジャー初昇格 6試合登板 防御率9.45
- 2016年 4月15日ボルチモア・オリオールズへ移籍
- 2017年 主に傘下のAAA級ノーフォーク・タイズでプレー
- 2018年 コロラド・ロッキーズ傘下AAA級アルバカーキ・アイソトープスでプレー 43試合登板 7勝3敗 防御率5.55 12月18日自由契約 12月25日東京ヤクルトスワローズと契約
東京ヤクルト時代
- 2019年 65試合登板 6勝3敗 18ホールド 11セーブ 防御率3.15
- 2020年 50試合登板 4勝1敗 23ホールド 防御率3.91
- 2021年 66試合登板 3勝2敗 14ホールド 31セーブ 防御率2.52 セントラルリーグ優勝 クライマックスシリーズ優勝 日本シリーズ優勝 東京オリンピック野球アメリカ代表 銀メダル獲得
2010年アメリカ合衆国大学代表に選ばれて出場した第5回世界大学野球選手権大会では残念ながら準優勝でした。その時の優勝はキューバで、日本は3位でした。
2011年ロサンゼルスドジャーズからドラフト5位指名を受けて、プロ入りします。
次の年2012年シーズン途中にマイアミマーリンズに移籍です。入団して1年経たないうちに移籍するということもほとんど日本では、考えられません。
もしあったとしたら「何かやらかした」のではないかと噂されるレベルです。メジャーではより良い環境を求めて、ポジティブな感覚で移籍が行われています。
入団してからの競争の激しさといい、入団即移籍といい、日本にいるとこの辺りはアメリカ合衆国という国に住む人たちの長所として見えてきます。
2015年にマイアミマーリンズでメジャーに昇格します。その時6試合に登板しています。その年の出場がメジャーでの記録として残っています。
その後は、マイナーでの経験が続きますが、2018年末自由契約となり、プロとして野球を続けられなくなる危機が訪れます。
その時の決断が、さらなる西の国日本のプロ野球での活躍をたぐり寄せます。
その年、東京ヤクルトスワローズと契約し、2019年からヤクルトでプレーすることになります。
小川淳司監督はマクガフ投手を中継ぎに、抑えにとマウンドに送り込みました。その数は65試合です。鉄腕ぶり、、、アイアンアームぶりを発揮します。
2020年が高津臣吾監督に変わります。高津臣吾監督は現役選手時代にはプロ通算347セーブを挙げている人です。
クローザーの適性を誰よりも知っている高津臣吾監督は、2021年にはアイアンアームからアイアンマンとなったマクガフ選手を指名します。
天才・川端慎吾 延長12回表 ヤクルト日本一を決める決勝タイムリー!! 守護神マクガフがピシャリと抑え見事ヤクルトを20年ぶりに日本一へと導く!! 高津さん胴上げ…
出典:YouTube
マクガフ選手のプロフィール
- 名前: マクガフ(Scott Thomas McGough スコット トーマス マクガフ)
- 生年月日: 1989年10月31日(32歳)
- 出身地: ペンシルベニア州ピッツバーグ アメリカ合衆国
- 出身校: オレゴン大学 プラム高等学校
- 身長: 180 cm
- 体重: 86 kg
- 投球・打席: 右投・右打
- ポジション: 投手
- 背番号: 37
マクガフ選手は、2008年高校卒業時、地元のピッツバーグパイレーツ(東海岸)から内野手のショートとしてMLBドラフト46巡目・1371位でドラフト指名されています。
その時に内野手として入団していたら、日本に来ていなかったかもしれませんし、ヤクルトの日本一の優勝投手になることもなかったかもしれません。
2021年ドラフトされたのは、日本のプロ野球界では、支配下77人+育成51人で合計128人です。メジャーリーグは612人で5倍弱の人数です。
ただチーム数は日本12、メジャー30で、メジャーは日本の2.5倍あります。
日本では、1チームあたり約10人、メジャーでは約20人指名されています。
マクガフ選手の場合、2008年は46人目、つまりドラフト46位です。日本ではほとんど聞いたこともありません。
プロ入りしてからの激しい競争に勝ち残ることが、要求されるのがメジャー流です。
日本では、プロ入りするのが大変ですが、入った後はしっかりと育てるというのが日本流のようです。
マクガフ選手は、高校卒業時プロ入りしませんでした。
オレゴン大学(西海岸)に進学し、西に向かいました。
2010年には、投手としてアメリカ合衆国大学代表に選ばれています。第5回世界大学野球選手権大会に出場するために来日しています。その時から日本との縁が始まっています。
2011年に5巡目・164位でロサンゼルス・ドジャース(西海岸)に投手として指名され入団しています。
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